第9回朝日杯将棋オープン戦は羽生善治名人が3年連続5回目の優勝

全棋士、アマチュア10人、女流棋士6人が参加して行われた第9回朝日杯将棋オープン戦の準決勝・決勝戦が2016年2月13日に東京・有楽町朝日ホールで行われ、決勝で羽生善治名人が森内俊之九段を120手で下し、羽生名人が3年連続5回目の優勝を遂げました。羽生名人は9回行われたトーナメント戦で5回優勝するという圧勝劇を見せました。優勝賞金は1000万円です。

公開対局で行われ準決勝・決勝

有楽町朝日ホールで行われた準決勝・決勝。すべて持ち時間40分の公開対局です。

準決勝では村山慈明七段と羽生名人の対局が行われて108手で後手の羽生名人が勝ち。
森内九段と戸部誠六段の対局が行われ125手で先手の森内九段が勝ちました。

世代対決となった準決勝は両方とも「羽生世代」が勝って、決勝は名人戦などでもよく当たっている羽生名人vs森内九段という黄金カードに。二人ともNHK杯も強く、長時間も短時間も強いオールダウンダーです。

決勝は相矢倉

森内九段が先手となって行われた決勝戦は相矢倉模様から乱戦に。55の位を取られた森内九段は先に銀を捨てて後で取り返す形で55を奪いにかかりますが、そこで手番を奪った羽生名人が森内九段の玉頭に手を付けました。ある程度手がついたところで反対側から成銀と垂れ歩を設置して、森内玉に対して拠点を作ります。

最後はその垂れ歩がと金になって森内九段の飛車の横利きを消した形にもなり、羽生名人が森内玉を即詰みに討ち取りました。

3年連続トーナメント優勝の羽生名人

NHK杯でも4連覇を果たしたこともある羽生名人は本棋戦でもトーナメント3連覇。タイトルホルダー故に予選免除というアドバンテージがあるとはいえ、予選を勝ち抜いてきた16人のトーナメントで3連覇することが簡単であるはずがありません。ちょっとその強さ異常じゃない?と思える圧倒でした。

45歳の羽生名人、まだまだ衰えるところを知りませんね。

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