第5期女流王座戦は加藤桃子女流王座がフルセット以上の闘いで防衛

加藤桃子女流王座に伊藤沙恵女流二段が挑戦した第5期リコー杯女流王座戦五番勝負は2016年1月6日、ともに2勝2敗1持将棋(引き分け)で迎えた第6局が行われ、後手の加藤女流王将が106手で勝利してタイトルを防衛。加藤女流王座は里見香奈女流四冠に敗れた第3期以外の、通算4期目の戴冠。

第5局の振り駒で先手となっていた加藤王座が第6局は自動的に後手になり、戦型は相矢倉に。昼食休憩直前の11時50分から10手以上が指される熱い闘いとなった。持ち時間が一人3時間有れば、将棋の手数をおよそ120手、一人60手指すとしても平均して1手3分は考えることができるわけで、昼食休憩直前・中盤のねじりあいの場面でこれだけ進むのは異例と言える。

70手過ぎまで先手の伊藤女流二段が有利とみられていたが、78手目、加藤女流王座の65銀が勝負手。入玉を含めた受け切り狙いの伊藤女流二段の王様を再び敵陣に押し戻した。その後、入玉できた暁には重要な守備駒になったであろう成銀を取られ、角も遊ぶ展開になってしまった伊藤女流二段が劣勢に。

自玉の詰む・詰まないの条件を見切った加藤女流王座が最後はしっかり即詰みに討ち取った。

加藤王座は奨励会初段。現在奨励会には里見香奈女流四冠・西山朋佳三段がプロ棋士に最も近いところで頑張っており、タイトル防衛を弾みにさらに奨励会・他の女流大会での活躍を期したいところだろう。

おすすめ記事

  • Pocket
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

棋王挑戦者決定戦は佐藤天彦八段が佐藤康光九段に勝ち、挑戦決定
第5期リコー杯女流王座戦第5局は伊藤が勝ち最終戦の決着へ。
加藤一二三九段・阿部健治郎六段・竹俣紅女流1級がそれぞれテレビに出演
第9回朝日杯将棋オープン戦は羽生善治名人が3年連続5回目の優勝
第65期王将戦第1局は郷田王将が勝利
第42期女流名人戦第4局は清水女流六段が勝って決着を最終戦に持ち込む
棋王戦第1局は渡辺明棋王が佐藤天彦八段を下して先勝
将棋漫画「3月のライオン」が今秋NHK総合でアニメ化、公式HPも
第74期将棋名人戦七番勝負 第1局は羽生名人が勝利
大井競馬の年末の祭典・東京大賞典に渡辺明竜王が登場
野月浩貴七段監修・将棋とサッカーのコラボ漫画「ナリキン!」のKindle版が現在無料!
第1期電王戦はPONANZAが2連勝で決着。第2期棋士側予選に羽生4冠登場!
大学生の約46%が将棋のルールを知っていることが明らかに
将棋ウォーズでクリスマス特別祭。振り駒券や「雪子アバター」が勝ち数報酬に。
noimage

Menu

HOME

TOP