棋王挑戦者決定戦は佐藤天彦八段が佐藤康光九段に勝ち、挑戦決定

2015年12月28日に行われた第41期棋王挑戦者決定二番勝負の第2戦、佐藤康光九段vs佐藤天彦八段戦は124手で天彦八段が勝利し、棋王への挑戦が決定した。2016年2月11日から愛媛県松山市「大和屋本店」で、渡辺明棋王に佐藤天彦八段が挑戦する形で第41期棋王戦が始まる。

天彦八段は敗者復活戦から挑戦者決定戦に駒を進め、天彦八段2勝、康光九段1勝で挑戦者決定という条件で臨み、二連勝した。

居飛車党の天彦八段だが大一番の4手目に指したのは3二飛車。角筋の開いた形での三間飛車だ。康光九段も7手目に8筋に飛車を振り、戦型は相振り飛車に。天彦八段は穴熊に、康光九段は美濃囲いに構えたが局面は乱戦模様に。康光九段が51手目に9三銀成と踏み込んでアマチュアには判断のつかない中盤戦に。穴熊の囲いを崩した康光九段が力攻めを計るが、天彦八段は歩を使った渋い受けの手を連発し、自陣を再整備する。

丁寧に受けた天彦八段が二枚替えで駒得を果たすが、康光九段は天彦八段の形をぎりぎりまで崩して4五角と最後の勝負手。しかし天彦八段はここから康光九段の玉に一気に迫って寄せ切った。

勝った天彦八段は今年、王座戦(羽生善治王座)に次いで二回目のタイトル挑戦。名人戦挑戦者決定リーグでも単独首位を走っており今年の充実がうかがえる。
渡辺明王将との五番勝負の熱い対局を期待したい。

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